U18高校日本代表が東京都内で、大学生相手に練習試合を行った。

大船渡・佐々木朗希投手(3年)は、NPB9球団のスカウトがネット裏から熱視線を送る中、5点リードの9回にクローザーで登板。1回を投げ無安打無失点、1四球。最速はプロ球団のスピードガンで153キロだった。

▽巨人織田スカウト「久しぶりの実戦でもフォームのバランスがよく、キレも球威もほれぼれするくらい」

▽DeNA吉田スカウト部長「高校屈指の投手。いいのは分かっているし、見るたびにしっかり成長している」

▽阪神吉野スカウト「非常にいい投手。体の使い方のバランスがいい。膝が動く投手が多い中で、はまって投げることができる」

▽中日近藤スカウト「球の回転、質はよかった。体が大きい割にしっかり体重移動ができて、投げ切れているところが一番いい」

▽ヤクルト中西スカウト「ボールを投げる感覚が素晴らしい。良さを再認識した」

▽日本ハム今成スカウト「本人は60点と言ったみたいだけれど、いやいや、すごい。ダルビッシュの高校時代よりいいかも」

▽楽天後関スカウト部長「奥川君ももちろん素晴らしい。ただ、あくまで素材、ポテンシャルだけで考えれば、佐々木君が一番です」

▽ロッテ小林スカウト「まだまだ余力たっぷりという感じがしました。ボール自体は素晴らしい」

▽オリックス古屋編成副部長 奥川君と佐々木君は毎年出てくる(レベルの)投手じゃない。近い将来、必ずチームの軸になる投手」