日本文理・鈴木監督「形を作る」独自大会開催に尽力

  • ランニングをする日本文理ナイン
  • トス打撃に取り組む平野主将(右)

昨夏の全国高校野球選手権・新潟県代表の日本文理が5月31日、自主練習を自校グラウンドで行った。

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鈴木崇監督(39)は「これから段階的に上げていく」と慎重に調整を進める。5月18日から自主トレを再開し、23日から土、日のみグラウンド使用を解禁。3年生(45人)、1年生(37人)、2年生(33人)の順に学年別の3班に分かれ、キャッチボール、トス打撃、ゴロ捕球と軽めの内容でそれぞれ1時間30分ずつ体を動かしている。

「まずケガをしないこと」。6月の1週目は打撃マシンのボールを見るだけにして反射神経を養い、試験が終了する10日からノック、打撃練習などを取り入れる計画だ。新型コロナウイルス感染防止のため、飛沫(ひまつ)の拡散を考慮し、ボタン式の電子ホイッスルを購入するなど練習の細部にも対策を施す。何より現場を預かる立場として「他県のやり方も参考にしたい。何とか形を作る」と独自大会開催のために尽力する覚悟でいる。

○…捕手の平野貴史主将(3年)は「高校野球は終わっていない。目的は人間形成。最後までやり切る」と言う。夏の甲子園中止のショックは大きかった。ただ、グループLINEで3年生と連絡を取り合いながら、チームを引き締めた。昨年の主将、長坂陽(18=仙台大1年)からも「頑張れ」とメッセージをもらった。「周囲の大人の方々が何とかしようとしてくれている」。今は県独自大会の実現を信じて野球に打ち込む。