楽天松井「今年の夏の甲子園味わって」球児にエール

  • 高校野球交流試合開会式で選手宣誓を行う花咲徳栄・井上、大分商・川瀬の両校主将(撮影・前岡正明)

桐光学園2年時の夏の甲子園で、準々決勝までの4試合で68三振を奪った楽天松井裕樹投手(24)が10日、交流試合に臨む球児たちにエールを送った。

楽天生命パークでの練習後に「最後の夏がなくなってしまった今年の3年生の気持ちは想像もできないので簡単にはコメントできないんですけど」と前置きしつつ「みんなで勝ち取ったセンバツが決まっていた学校は、楽しく甲子園という舞台で野球ができてうれしいことだと思う。お客さんがいなくて聞こえる音も変わってくると思うので、それも含めて今年の夏の甲子園を味わって。野球人生、そして人生のプラスにしてもらえれば」と話した。

松井は13日西武戦(メットライフドーム)で先発予定。40日ぶりに登板した前回6日のソフトバンク戦では5回3失点とまずまずの投球を見せた。「(前回は)初回しっかり入れたのでそこは継続してやっていきたい。ゲームの中で気持ちを楽にして投げていける部分もあったと思うので、相性だったり打者の今の状態を見ながらもっと楽に投球を展開できれば」と話した。

9日の練習中、5日のソフトバンク戦でノーヒットノーランまであと2アウトの快投を見せた同僚涌井からアドバイスをもらった。120%の全力ダッシュで体のキレを出すのが好調の要因の1つと聞き、自身もここ2日、取り入れている。松井は甲子園でプレーする高校球児にエールを送るだけでなく、メットライフドームでの自らの登板を見に来てほしいと希望。「お客さんの制限はありますけど、夏休みなので、高校生にもたくさんいいプレーを見てもらいたいなと思います」と笑顔で話した。