第93回選抜高校野球大会(甲子園)が19日に開幕する。新型コロナウイルスの影響により、昨年は春、夏とも甲子園でのトーナメント大会は中止。2年ぶりの開催となる。コロナ禍での挙行にあたり、さまざまな面で従来とは異なるやり方が採用される。

◆開会式 第1日に出場する6校のみ、甲子園を行進する。他の26校は、収録済みの行進の映像をバックスクリーンに流す。

◆学校応援 ブラスバンド応援は不可だが、自校のブラスバンド部員の演奏を録音した音源を使用できる。自校の音源がない学校は、尼崎高吹奏楽部の協力で録音された音源を使用する。

◆観客 入場者の上限は1万人で、入場券は全席前売り指定。アルプス席は出場校限定販売とし、1校あたり上限1000人。入場者には検温を実施し、37度5分以上の発熱があれば入場禁止。接触確認アプリのインストール、活用を求める。大声での声援は控えてもらう。座席位置確認のため、観戦後も入場券を14日間、保管するよううながす。

◆チーム関係者 1チーム27人(責任教師1、監督1、ノッカー1、選手18、記録員1、補助員5)に限定。相手チームとの握手は行わず、試合中の素手でのハイタッチ、握手も控える。出場選手以外は基本的にマスクを着用する。

◆PCR検査 チーム関係者を対象に、事前に実施。日本高野連は16日、全1057人の陰性が確認されたと発表した。大会中も検査を行う。開幕以降、感染により大会に参加できなくなった場合は、相手校の不戦勝となる。

◆審判 球審はマスクかマスクシールドを着用。塁審には義務づけない。

◆土 試合後、選手がグラウンドの土を集める行為は禁止する。

◆閉会式 優勝メダル、準優勝メダルの授与は、従来の1人1人ではなく、チーム代表者にまとめて渡す。

◆場内 甲子園球場が3600万円をかけて工事を実施。検温カメラを6カ所で更新し、30台の送風機を通路、階段踊り場などに増設した。アルコール消毒液も110カ所に増設。

◆取材 試合当日の事前取材はなし。試合後は、中継局インタビュー以外は全てリモートで行う。