第4試合の小松大谷-高川学園は、夏の甲子園大会史上最も遅い午後7時10分開始となった。大会本部によると、1968年(昭43)の50回大会以降でこれまでの「最遅」は、07年8月14日の興南-文星芸大付の午後6時28分だった。この日は第1試合の開始を天候不良のため午前8時から遅らせ、午前10時59分に始まった。

なお、終了時間が最も遅かったのは68年8月9日の津久見-高岡商の延長12回で、午後9時27分となっている。夏の甲子園で初めてナイターで試合が行われたのは56年8月12日の伊那北-静岡だった。

近年の夏の地方大会では、18年の京都大会準々決勝で第4試合の立命館宇治-鳥羽が午後7時1分開始だった。記録的猛暑による選手や審判の健康面を考慮して第2試合の後に休憩時間を設け、第3試合が長引いたことが影響した。この試合は延長11回で決着し、終了は午後10時37分だった。

17年の春季東京大会決勝の早実-日大三は神宮球場で午後6時4分にプレーボール。延長12回、当時3年の清宮幸太郎(日本ハム)を擁する早実がサヨナラ勝ちし、終了は午後10時6分だった。当初は神宮第2球場で日中に開催する予定だったが、混雑が予想され、安全面から球場を変更。日中は東都大学リーグが行われており、ナイター開催となった。【林亮佑】

 

◆開始と終了の遅い試合 大会本部によると、試合時間が確認できる第35回大会(53年)以降、最も遅い試合開始は65年報徳学園-広陵の午後6時50分、最も遅い終了は68年津久見-高岡商の午後9時27分だった。68年は開会式の日に1日4試合を行い、4試合目の津久見戦が午後6時5分開始で延長12回、3時間22分かかった。