甲子園を目指す戦いが南北海道の函館、室蘭、北北海道の十勝、釧根地区で開幕した。

室蘭地区では静内が伊達開来を9-1の7回コールドで下し、2年ぶりに夏初戦を突破した。9番遊撃で先発した飯泉至穏(しおん)主将(3年)が決勝打を含む3打点とチームをけん引。「明るく楽しくやるというのが静高のいいところ。元気にできたかなと思う」と勝利をかみしめた。

開会式では選手宣誓を務めた。両親も見守る前で「応援してくれたすべての人へ、感謝の心を忘れず、チーム一丸はつらつと、グラウンドを駆け回ることを誓います」と宣言した。大役を務めた直後に「おなかが痛くなって…」と若干のアクシデントもあったが薬を服用して試合に出場。2回2死二、三塁で右前に落とす先制の2点適時二塁打を放ち、4回無死満塁では初球スクイズを決め、追加点をもたらした。

同校は97年を最後に南北海道大会出場から遠ざかっている。地区予選突破まであと2勝。代表決定戦進出をかけて、次戦は駒大苫小牧とぶつかる。飯泉主将は「1試合でも多くみんなと試合がしたい」と目標を描いた。【山崎純一】