高校通算28本塁打を誇る京都翔英の主砲は、応援団の“神選曲”で勇気をもらった。プロ注目の小笠原蒼内野手(3年)は「4番一塁」で出場。厳しいコース攻めに苦戦し、3打席目まで凡退したが、最終打席にあの1曲が流れた。「偶然、根尾さんの応援歌が」。中日根尾が大阪桐蔭時代から使用する「かっせーパワプロ」を背に、中前安打をマーク。チームも3-0で勝利して笑みがはじけた。
中学時代に地元の愛知県から初めて訪れた聖地で、躍動する根尾のとりこになった。父に現在まで使用し続ける根尾モデルのバットをねだり、同曲を背に練習に励んだ。大阪桐蔭にはボーイズリーグ時代の後輩で、主軸のラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手(2年)が在籍。「夏前の練習試合では桐蔭に勝てて小さな目標は達成した」と目を輝かせる。「曲は吹奏楽部にお任せして打てたら」。次戦以降は「かっせーパワプロ」オンリーで!? 夏1号が飛び出すか。【中島麗】

