97年以来3度目の甲子園出場を目指す第1シードの文徳が、7回コールドで17年以来の4強入りを決めた。

昨夏2回戦の済々黌戦でノーヒットノーランを達成した最速143キロのエース右腕、森平哲平投手(3年)が78球を投げ6回1失点、打っても3点三塁打をマークするなど投打でチームを引っ張った。

投げてはキレのある直球を軸に、スライダー、カーブを交えて相手を翻弄(ほんろう)。6回を2安打1失点にまとめ「今日の勝利はチーム全員で戦った結果。次もチーム全員で戦って行きたい」と声を弾ませた。

打っては1-1の4回。8番打者として迎えた1死満塁で、スライダーをとらえて右中間3点三塁打を決め、三塁へヘッドスライディングする気迫を見せた。5回には2死から中越え二塁打で出塁。続く9番山隈尋斗内野手(3年)の三塁打で生還した。

4回裏に文徳が5得点を挙げ、なお攻撃中に激しい雨で一時中断。約1時間後に再開したが、全員が集中力を切らさず、コールド決着とした。