神戸第一(兵庫)がエースの快投で関西学院を破り、ベスト16入りを果たした。最速145キロ右腕の日浦颯斗投手(3年)が1失点完投でチームを引っ張った。「(3回に)先制点を取られたが、そこは切り替えて最少失点を意識した。投球内容も悪くなかった」と振り返った。
日浦は投球の精度を高めるために、自身が決めたコースにピンポイントで10球投げ切るまで終われないという練習メニューを取り入れた。「そういう練習を多くしてきているので、この角度だとここに決まるっていうのを体が覚えている」。反復練習で投球フォームを固め、安定して力を発揮している。
同校は春夏通して甲子園出場がない。エースは「甲子園を目指すんじゃなくて、甲子園に行くんだっていう気持ちを持ってやっていきたい」と強い思いでマウンドに立つ。「自分が失点しなければ、チームが負けることはないので、スコアボードに0を並べて1点でも多くとってしっかり勝ちきりたい」と頼もしかった。【原田竣矢】

