<高校野球茨城大会:明秀学園日立11-0水城>◇20日◇4回戦◇ひたちなか市民球場
5月末の顔面死球による手術を乗り越えた水城(茨城)の駒柵朋也外野手(3年)が、次なる目標へ前を向いた。明秀学園日立戦は2打数無安打だったが最後まで全力プレーを貫いた。
鼻骨を3カ所も骨折する大けがだったが、「最後の大会までやるしかない」と心は折れなかった。手術からわずか1週間で復帰。母みちよさん(51)からも「自分の好きなように、思うようにやってくれ」と、背中を押された。
実家は父信也さん(54)が住職を務める常陸太田市の帰願寺だ。駒柵は家業を継ぐため、京都の大学への進学を志す。けがにも負けず、全力で打ち込んだ3年間を終え「野球で精神面が特に強くなった」と、培った忍耐力を存分に生かす覚悟だ。「支えてくれた人たちのおかげで野球を続けてこられた。これからは地域の人たちの支えになれるようにがんばります」と決意を新たにした。【村山玄】

