星稜(北信越・石川)が作新学院(関東・栃木)に競り勝ち、優勝した。元巨人、ヤンキース松井秀喜を擁した91年以来、32年ぶりの優勝。来春センバツの「神宮大会枠」を北信越地区にもたらした。
星稜・佐宗翼(2年)、作新学院・小川哲平(2年)の両エースによる引き締まった投げ合い。星稜は4回、服部航内野手(1年)の右越えソロで先制。6回に追いつかれたが、相手投手が代わった8回に、芦硲(あしさこ)晃太外野手(2年)の一塁強襲安打で2点を勝ち越した。
1回戦で広陵(中国・広島)に7-6と打ち勝ち、波に乗った。準々決勝は青森山田(東北・青森)に3-2。準決勝は15得点の猛攻で豊川(東海・愛知)を5回コールドで退けた。
4試合で萩原獅士(れお)内野手(2年)が2本塁打、芦硲、服部が1本塁打と出場校最多の4本塁打。長短打でたたみかける攻撃が光った。投手は佐宗、道本想(1年)の2本柱に安定感があった。
山下智将(としまさ)監督(42)は今年4月に部長から監督になった。父は、星稜を25回の甲子園に導いた山下智茂元監督(78)。来年3月のセンバツでは父が果たせなかった初の甲子園制覇を目指す。

