第96回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)に出場する日本航空石川が16日、大会前最後の練習試合を行った。奈良・生駒市内の近大付グラウンドで2試合を行い、近大付と箕面学園(いずれも大阪)に3-2で勝利した。2日の対外試合解禁日から17試合をこなした。センバツへ順調な調整が進む要因には、能登半島地震被災後に拠点先を移した山梨でのグラウンドでの練習を挙げた。石川だけでない。山梨にも、感謝の1勝を届ける。

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順調に調整が進んでいる。開幕前最後の練習試合を勝利で締めた中村隆監督(39)は「守備練習を山梨の土のグラウンドでやれたことが大きいですね」と話した。石川では例年、冬場は積雪のため、室内での練習がメイン。山梨のグラウンドで鍛えた日々に「実戦感覚と特に内野の守備は土の上でやれたことが非常に大きいです」と、改めて山梨での環境に感謝した。

2番遊撃の北岡颯之介内野手(3年)は2試合で計4安打を放ち、センターに抜けるかという当たりをアウトにする好守も見せた。指揮官は「守備も打撃も良い。毎試合2、3本打ってる。普通はセーフになるような当たりをアウトにしてくれる。あれは大きいですね」と評価。北岡は「長打を伸ばそうと思って。冬は1スイングを全力で、毎日500~1000スイングしてます」と鍛錬の日々が形となってきた。14日の甲子園練習では黒土でプレーし「(問題なく)行けます!」と自信。山梨への感謝も込めて、聖地で舞う。