昨秋王者の壁を越えられなかった。八戸学院光星(青森)が昨秋の明治神宮大会を制した星稜(石川)に2-3で敗れ、8強入りならず。砂子田陽士主将(3年)は「星稜高校さんの方が、得点に対する気持ちや勝負に対する気持ちが1つ上だった」と悔やんだ。

初回がすべてだった。エース左腕の洗平比呂投手(3年)が先発。18日の1回戦では関東第一(東京)に156球の力投を見せ、9回2失点。初回は空振り三振に始まり、打者3人で終えていた。しかしこの日は、1回の先頭打者に四球を与えると、犠打を挟み2連打を浴びて失点。その後も暴投で走者を進めるなど精彩を欠いたプレーで、この回に2点を献上した。洗平は「軽く入ってしまった初回だった。初回が全てだった」と、淡々と振り返った。

仲井宗基監督(53)は「入りが全てですね。投打全ての面で星稜さんが上だった」と総括。洗平の入り方については「エンジンのかかり方、闘争心、向かっていく気持ちが足りない投球だった」と苦言を呈した。青森には、ともにセンバツに出場した青森山田もおり、勝ち進むのは容易ではない。洗平は「この星稜戦を忘れないように全員でまた夏に帰って来られれば」。決意を新たに、再スタートを切る。

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