今春センバツで高崎健康福祉大高崎の全国制覇に貢献したプロ注目の箱山遥人捕手(3年)が、センバツの決勝戦以来となる公式戦出場を果たした。

今大会、新戦力発掘のため、初戦と3回戦では控え選手が積極起用されてきた。久しぶりにスタメン復帰した強肩強打の正妻は、2回に盗塁を阻止。4回には二塁走者をけん制で刺し、存在感を示した。

打撃ではチームで唯一、木製バットを使用。8回には左前打で木製バットでの公式戦初安打を記録した。

26日に18歳の誕生日を迎えた。第1打席では応援席から『ハッピーバースデー』の歌が流れた。18歳の抱負を聞かれ「春夏連覇とやっぱりプロに行きたいので。上位でいけるように、頑張っていきたいです」と笑顔で話した。。さらなる夢をかなえる1年にしていく。

○…高崎健康福祉大高崎の青柳博文監督(51)は春季大会でベンチ外の左右のWエース、佐藤龍月投手と石垣元気投手(ともに2年)について「練習は出ていますが試合勘が離れているので」と、現状を話した。センバツで左手中指を負傷した佐藤については「キャッチボールもやっている。もう大丈夫ですよ」と、準決勝の登板可能性は明言せずも回復ぶりを明かした。