静岡大会は4強が出そろった。掛川西は13-0の5回コールドで駿河総合を破り、2年ぶりの準決勝進出を果たした。6番石川大峨内野手(2年)が先制打を含む3安打4打点を記録するなど、15安打を浴びせて圧勝した。春王者でAシードの加藤学園は、浜松工に5-1と逆転勝ち。21年ぶりに準々決勝を突破した。静岡、聖隷クリストファーも勝利。準決勝は、27日に草薙球場で行われる。

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静岡の先発・中野桜佑(3年)が、3年ぶり4強を鮮やかに彩った。7安打を浴びたが、連打は許さない。107球、無四球の好投で昨春の県3回戦・知徳戦(2○0)以来の完封を飾った。「打者の反応を見ながら投げられた。コンスタントに130キロ台中盤を投げられたことも成長だと思う。(完封できて)うれしかった」。歓喜の中心で満面の笑みを浮かべた。

マウンドで奮闘する背番号「3」を野手陣も堅守で支えた。石垣拳捕手(3年)が盗塁を3度阻止するなど、スキを与えなかった。毎回の12安打で2得点と攻めあぐねるも、静岡商との「伝統校対決」を危なげなく制した。戦前は継投を考えていた池田新之介監督(47)も「(エース)谷脇と(左腕)吉田も休ませることができた。中野の存在が大きかった」と収穫を強調。聖隷クリストファーとの準決勝に向け、視界は良好だ。

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