市和歌山(和歌山)が3年ぶり9度目のセンバツ出場を決めた。

昨秋の近畿大会で4強に入り選出濃厚とされていたが、選手たちは緊張の面持ちで発表を待った。同校グラウンドの1塁側ベンチで中継を見守った46人の選手は、午後4時ごろに近畿の3校目で校名を呼ばれても動かず。選考員会による承認の拍手が鳴り響くと、ようやくチームメートと握手をかわし、喜びをかみしめた。

3年ぶりとなるセンバツに半田真一監督(44)は「本校の名前を聞いてすごくほっとした。選手たちがずっと憧れている場所なので、そこで自分たちをしっかり表現できるように、気持ちと技術をしっかり準備していきたい」とコメント。主将の川辺謙信捕手(2年)は「甲子園という大舞台で野球ができるので、楽しい、熱い戦いをしたいと思います」と意欲を語った。

◆市和歌山 昨秋和歌山大会3位で近畿大会出場。エース土井の好投で1回戦、準々決勝と連続完封勝ちで4強入り。1951年(昭26)市立和歌山商として創立。09年、普通科設置で現校名に。生徒数752人(女子488人)。野球部は57年創部で部員数46人。甲子園は春が9度目、夏は6度。最高成績は65年春の準優勝。主な卒業生に元阪神監督の藤田平、元広島正田耕三、ヤクルト川端慎吾、ロッテ益田直也、DeNA小園健太、ロッテ松川虎生ら。所在地は和歌山市六十谷45

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