センバツ出場の佐野日大は、全員が木製バットで試合に挑み、9安打18得点で春の初戦を5回コールド発進した。麦倉洋一監督(54)は「(センバツで)悔しい思いをして帰ってきました。それがこうやって1人1人の努力につながっていると思います」と、選手たちの成長に目を細めた。
初回、無死満塁から中村盛汰内野手(3年)の先制の中越え適時三塁打を口火に、打線がつながり4回まで毎回得点を重ねた。
センバツ敗戦から約1カ月。その成果は目に見えるようだった。初戦で三重に完封負け(0-2)。麦倉監督(54)は「とくに打撃力を上げないと厳しい」と、夏への課題を掲げ全員が木製バットで振り込んだ。先制打の中村は「苦手なコースは見逃して、しっかりヒットを打てるコースを打ちに行くことができた。木製バットで取り組んでいるのも、いい練習方法。自分たちの成長に大きくつながると思います」と、手応えを実感。この試合も、全員が木製バットで挑んだ。
試行錯誤しながらも、成長を続けている。「目標は夏の甲子園。センバツで出せなかった部分をしっかり春の大会で伸ばしていきたい」と中村。センバツの負けを、決して無駄にはしない。

