府中東の福村翼投手(3年)が、公式戦初先発で初完封し、初戦突破に導いた。98球で9回を投げ抜き、100球未満での完封「マダックス」を達成。「日頃からテンポよくというのは意識しているので、率直にうれしいです」と振り返った。

登板は2日前に告げられ、前日は緊張で眠れなかった。「普段はすぐ寝られるんですけど昨日は30分くらい眠れなくて、悪夢も見た気がします」と明かした。それでもマウンド上では堂々とした投球を披露。その好投の裏には3年生7人の存在があった。「自分たちの代は特に仲が良くて、今日も調布駅で1回合流してから、みんなで球場にきました。よく歌を歌いながら歩くんですけど、今日もみんな合唱してて(笑い)」といつもと変わらない様子に緊張もほぐれた。

試合後、同校を率いる五江渕好正監督は(67)「高校生はアドレナリンがでると分からないもの。今日は本当に福村様様です」と好投をたたえた。

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