鶴岡東が、昨夏決勝で敗れた日大山形を7回コールドで下し、決勝進出を決めた。
圧巻の打力は準決勝でも健在だった。初回に相手のミスも絡み2点を先制。3回に追いつかれたが、迎えた5回に勝ち越しに成功。なおも2死二、三塁で、5番・赤坂清和内野手(3年)が、リードを広げる2点中前適時打。「これまでやってきたことを信じて必死に打ちました」と安堵(あんど)の表情をみせた。その後も着実に得点を重ね、終わってみれば計11安打9得点で大勝。ここまでの4戦で計46得点、3戦連続コールド勝ちと、圧倒的な力を見せつけた。
昨夏は決勝で日大山形に敗れた。わずか1点差だった。「勝てば天国、負ければ地獄」。赤坂は1点の重み、1球の大切さを目の当たりにし、「残酷でした」と悔しさは今でも鮮明に覚えている。
その後は「負ける要素」をなくすための練習をしてきた。さらに、夏を前に打撃の意識を変えた。「自分勝手なバッティングをなくそう」。状況に応じたチームが勝つための打撃を心がけてきた。これが結果として実を結んでいる。2年ぶりの甲子園まであと1勝だ。

