白熱の茨城大会もいよいよ佳境。常総学院は10年ぶり、霞ケ浦は2年ぶりの頂点をかけて争う。
霞ケ浦の最速147キロ右腕稲山幸汰投手(3年)と常総学院打線の対戦が焦点となる。
稲山は4回戦の下妻二戦と準々決勝の鹿島学園戦で完投も、準決勝の水戸商戦では2回1/3の登板。疲労のほどは計れないが、万全の状態であれば打ち崩すことは難しい。現段階では今夏で野球をやめることを表明しており、気迫十分の投球が期待される。ロースコアの展開に持ち込みたいところ。
常総学院は水口煌太朗内野手(3年)を先頭に打線につながりがある。今大会ここまで5試合で40得点。序盤にリードを作り、継投と堅守で守り切りたい。準決勝の明秀学園日立戦で劇的な延長サヨナラ勝ちを収めた勢いも見逃せない。
両校は夏決勝で2008年と2013年の2度対戦経験があり、いずれも常総学院がサヨナラ勝ちを収めている。「三度目の正直」となるか、「二度あることは三度ある」のか。
◆霞ケ浦 1946年(昭21)創設の私立校。開校時は男子校、04年から男女共学。生徒数は1192人(女子522人)。野球部は46年創部。部員数82人。春は1度(90年)、夏は4度目。主なOBに広島の遠藤淳志やロッテ木村優人ら。レスリング、ヨット部、男子バレーボールなども強豪。所在地は茨城県稲敷郡阿見町青宿50番地。岡村守校長。
◆常総学院 1983年(昭58)創立の私立校。生徒数は1702人(うち女子810人)。創立と同時に野球部が創部。部員数は103人。甲子園出場は春11度、夏17度目で、01年春、03年夏に全国制覇。主なOBは島田直也、仁志敏久、金子誠ら。土浦市中村西根1010。熊田定由校長。

