ヤンキース田中将大投手(28)が、明日23日(日本時間24日)のレンジャーズのダルビッシュ有投手(30)との投げ合いを翌日に控え、最後の調整を行った。

 キャッチボールでは平たんなグラウンドで捕手を座らせ、高低に投げ分けるなど、制球の感触を確かめた。

 日本時代に4度対戦しているダルビッシュとは、2011年7月20日の東京ドームでの投げ合い以来、6年ぶり。同試合では田中が接戦に敗れているが、その前の2009年8月7日の本拠地での対戦では投げ勝っている。

 田中は「2009年、僕が勝った試合は、仙台でやったんですけど、すごい天気が荒れていて、雨が降ったりとかしてたかな。結構、虫とかもたくさん湧いていて、マウンドでもうっとうしくて、ちょっと異常な気候の日に僕が唯一勝ったんで、すごくそれは覚えてますね。ダルさんが、すごく投げずらそうにしてたんで」と振り返った。今季14試合に登板し、ここまで5勝7敗、防御率6・34だが「(状態は)上がってきていますよ。ただ結果が出ていないから、胸を張っては言えないですけど」と話した。