カブス上原は首位攻防のブルワーズ戦で同点の９回に登場。３者凡退で切り抜け、延長戦での勝利に貢献した。

　後半戦はこの試合まで５度の登板で３本塁打を浴び「今は信用、信頼がゼロの厳しい立場」。そんな中、３試合ぶりの無失点に「どんな点差でもゼロに抑えるのが今の仕事」と話した。「思い切り力みながら投げた。開き直りの部分もあった」と直球で攻め、長打力のあるアギラはスプリットで空振り三振に。「今日は１球しか投げなかったけど、一番いいところにいった」と納得の様子だった。マドン監督も上原らの名前を挙げ「ブルペン（救援陣）が素晴らしい仕事をした」とたたえた。