マーリンズからフリーエージェント(FA)となっていたイチロー外野手(44)が5日(日本時間6日)、マリナーズと1年のメジャー契約で合意した。

 マ軍の地元紙シアトル・タイムズ電子版は、イチロー関連記事一色となった。「最も記憶に残る瞬間トップ9」などの特集を組む一方で「故障者が戻ったときどうするのか。彼のようなレジェンドの扱いは難しい」「感傷とノスタルジーで、グリフィーのように復帰させ失敗することもある」と懸念する記事もあった。また「ファンとメディアの反応は」と題した記事では「年齢的に、どれだけ戦力になるか疑問」などの否定的な声が紹介され、サイト内で復帰に賛成か反対かのファン投票を実施。6日朝の時点で賛成が約49%、反対が約28%になっていた。

 全米の主要スポーツサイトも一斉にイチローのマ軍復帰を速報し、スポーティングニューズ電子版は「おかえりなさいの歓迎を受けるだろう」と伝えた。同地区レンジャーズに入団したコローン投手と「44歳対決が実現するかも」と盛り上げるメディアもあった。