元楽天でオランダ出身のルーク・ファンミル投手(34)が事故によって頭部を負傷し重体になっていると9日、現在所属しているオーストラリアリーグのブリスベンが発表した。詳細は明らかにしていないが、野球とは関連のない事故で8日に負傷し、現在病院で治療を受けている。

ファンミルは14年に楽天に入団し、NPB史上最高身長216センチで注目を集めた。同年に退団し、以降はオランダやツインズ傘下などでプレー。昨年のWBCでは13年に続いてオランダ代表に選出され、日本戦を含め4試合に登板した。オーストラリアのウインターリーグ参加は今季が4年目だった。

日本時代は通算7試合に登板し0勝1敗、防御率4・15。オーストラリアでは今季5試合に登板。事故が起きる2日前の6日のキャンベラ戦ではセーブを記録していた。