ヤンキース田中将大投手(30)が、敵地でのブレーブス戦に先発し、5回2安打1失点2四球7奪三振と文句なしの投球を披露した。

1回裏、2三振を奪うなど3者凡退と、好スタートを切った。

2回裏は、1死後、内野安打を許したものの、後続を退けて無失点。

3回裏は、2死から四球を与えたが、無失点に封じた。

4回裏、3番フリーマン、4番アクーニャを連続三振に仕留めた後、5番マーケーキスにソロ本塁打を喫して初失点。その後は、落ち着いて後続を打ち取った。

5回裏は、1死から四球を与えたものの、無失点に抑えた。

球数は82球。

最速は94マイル(約151キロ)だった。

快調の投球リズムで、各イニングの先頭打者を打ち取る危なげない投球内容だった。

降板後は「イニングも球数も投げられたので、そういう点では、開幕を迎えても大丈夫だと思います」と、順調な仕上がりに手応えを感じていた。

また、5回途中、代走で出場し、二塁の守備に入ったマイナーの加藤豪将内野手(24)と、5回裏に「初共演」が実現した。