大谷翔平投手(24)は“二刀流”を続けるべきかどうか? MLB公式サイトがこうした見出しを打ち、同投手の今後について議論した。

昨年10月に右肘内側側副靱帯を修復するトミー・ジョン手術を受けた大谷は、今季は打者に専念。2020年から“二刀流”に戻ることが見込まれている。しかし同サイトは、昨季104試合出場で打率2割8分5厘、22本塁打をマークした大谷が、25日時点で打率2割7分6厘、9本塁打を記録するなど打者として素晴らしい活躍を見せているとし、フルタイムの野手になることを検討してもいいのではないかと訴える。

同サイトは大谷が球団最高の投手であることは認めつつも、投手として登板することがなければ毎日強打者としてその才能を発揮することが可能だとし、肘を痛めるリスクも減ると主張。「“二刀流”の大谷は驚異的ではあるが、彼が打撃に集中した場合のメリットの方が見出しやすい」と結論づけた。

なお、大谷自身は“二刀流”の継続を望んでおり、エンゼルスのブラッド・オースマス監督も今週「彼を投手と打者として使いたい」とコメント。同投手を打者に専念させるという可能性を否定している。