エンゼルス大谷翔平投手(25)は3番DHで後半戦初戦となる本拠地でのマリナーズ戦に臨んだ。

急死した左腕スカッグス投手の冥福を祈り、試合前にエンゼルスの選手全員が背番号45のユニホームを着て黙とう。死去後初の本拠地での試合となったこの日は全員が「45」でプレーした。

1回、トラウトが先制2ランを放った後の第1打席は、先発のベテラン右腕マイク・リーク(31)に対し、2球続いたチェンジアップを連続で空振り。カウント2-2から高めのカットボールをレフト前に落とす左前打を放ち、8試合連続安打とした。

エンゼルスはこの回、打者一巡の猛攻。2死二、三塁で大谷に2度目の打席が回り、リークに対し初球をフルスイングしてファウル。3球見逃しカウント3-1から5球目は外角へストライク。フルカウントから高めの速球を見きわめ、四球を選んだ。2死満塁となったところで先発のリークが降板した。

9-0と大量リードした2回2死満塁の第3打席は、3番手の左腕ミローンに対し、カウント2-2までスイングせず。5球目の内角低めのチェンジアップを空振り三振に倒れた。

10-0の5回無死二塁の第4打席は、4番手の右腕ウィスラーに対し、カウント1-1からスライダーを高々と打ち上げ左飛に打ち取られた。

11-0の7回1死一塁の第5打席は、5番手の右腕マーケルに対し、2球目の速球を空振りしカウント2-1から内角低めの速球を打ち上げて左飛に倒れた。