エンゼルスは16日(日本時間17日)、新監督としてジョー・マドン氏(65)と契約したことを発表した。MLB公式サイトなど複数の米メディアによれば、契約期間は3年。球団を通じ、マドン氏は喜びのコメントを公表した。

「ホームに戻って、この素晴らしい球団の監督ができること以上に、楽しみなことはない。エンゼルスとしてのキャリアを再び始める機会をくれた(オーナーの)アルテ・モレノ、(GMの)ビリー・エプラー、(球団社長の)ジョン・カルピーノに感謝したい。初のワールドシリーズ制覇でチームの一員としていられたことは幸運だったし、エンゼルスファンに2度目のチャンピオンシップを見せられるこのチャンスを楽しみにしている」

マドン氏は76年から30年間、選手やコーチとしてエンゼルスに在籍。00からは当時のソーシア監督の下でベンチコーチを務め、02年にワールドシリーズ制覇を経験した。監督としては08年にレイズを初のワールドシリーズ進出、16年にカブスを108年ぶりのワールドチャンピオンに導いた。通算成績は1252勝1068敗(勝率5割4分)。最優秀監督に08年と11年(ともにレイズ)、15年(カブス)の3度輝いている。