エンゼルス大谷翔平投手(25)が、22日(日本時間23日)から始まるオープン戦出場へ改めて意欲を示した。

19日(同20日)、アリゾナ州テンピで行われているキャンプの練習後、初戦の出場について「僕はやっぱり1打席でも多い方が、実戦の感覚を養う意味ではすごくいいかなと思うので」と話した。

一方で、マドン監督を始め、首脳陣やトレーナーらの判断も必要となる。「みんなの意見がそろっていけると思うので、個人的には、いって欲しいと言われたときにしっかりいける準備を、公式戦もそうですけど、オープン戦からしたいと思います」と冷静だった。

野手組キャンプ3日目のこの日、大谷は二塁ベースを蹴る走塁練習、キャッチボール、フリー打撃などで調整。投球練習では平地だが、座った相手に対して17球、フォームを確認するように投げ込んだ。「普通に(相手が)立った状態で投げるのと、ある程度、傾斜を意識して投げるのではリリースの感覚が違うので、そこら辺は意識していきたい」と意図を説明。3月中旬に予定されているブルペン入りへ準備を進めた。