レッドソックスは23日、ダスティン・ペドロイア内野手(36)を60日間の負傷者リストに入れた。これにより、同選手の復帰に疑問符が付く状況となっている。

メジャーデビュー以来、レッドソックス一筋でプレーしているペドロイアは、チームがワールドシリーズ(WS)を制した2007年にア・リーグ新人賞を受賞し、翌年には同リーグMVPに。オールスターには4度選出され、ゴールドグラブ賞にも4度輝き、13年には再びチームのWS優勝に貢献した。

しかし、2017年4月のオリオールズ戦でマニー・マチャド内野手(現パドレス)からスライディングを受け、左ひざを負傷。その後手術を受けたが、翌18年シーズンは5月に3試合出場したのみで、昨季は4月に6試合出場したのみ。今冬、球団側は同選手が復帰に向けて「深刻な後退」を余儀なくされたと述べていた。

ロン・レネキー暫定監督は今月、ペドロイアは春季キャンプ参加予定ではないと語った際に「年齢を重ねて以前ほどのプレーができないという場合、話は単純だが、ケガのせいでプレーができていないという場合は非常に難しい」と述べていた。(AP)