米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが25日に白人警察官から道路に押し倒された状態で喉を膝で押さえつけられ死亡した事件を受け、メッツのピート・アロンソ内野手(25)が人種差別に反対するコメントをつづり、「黙ってはいられない」と述べた。

この事件を受け、複数の有名スポーツ選手が人種差別に反対する声を上げているが、昨季メジャーで最多の53本塁打を放ち、ナ・リーグ新人王に輝いたアロンソもその列に加わった。同選手はインスタグラムに「僕は影響力のある立場にいるし、黙ってはいられない。ジョージ・フロイドさん殺害を受け、心が引き裂かれる思いだ」と投稿。

同選手は、肌の色で差別を受けている人々に向けて「僕はあなたたちのために闘い、あなたたちと連帯する。常に味方になる」と呼び掛け、「人類が向上するために正義と変化を起こす必要がある。言葉を剣とし、結束を鎧としよう。互いに思いやりを持とう」と訴えた。(AP)