7日の紅白戦(特別ルール)で674日ぶりに実戦登板したエンゼルス大谷翔平投手について、ジョー・マドン監督は「心配することは何もない」と語っている。

2018年10月に右肘の内側側副靱帯(じんたい)のトミー・ジョン手術を受けた大谷は、3イニングで50球を投げて、打者のべ10人に対して1安打7四球1三振の内容。ストライクは15球だったが、直球、スライダー、カーブ、スプリットの全球種を投じた。

同選手はメジャー移籍を果たした18年も春季キャンプでは制球に苦労し、多くの懸念の声が上がっていたものの、開幕後はそれを払拭(ふっしょく)するパフォーマンスを見せていた。

マドン監督は、「2年前も同じように言われていた。不安や心配することは何もない」とコメント。「彼は健康。良い投球だった」と述べた。(AP)