マー君「7年契約の最後というのは頭をよぎった」

  • ブルージェイズ戦の3回、グリエルの三塁線への打球を捕りにいき、尻もちをつくヤンキース田中。内野安打となる(ゲッティ=共同)

<ブルージェイズ14-1ヤンキース>◇23日(日本時間24日)◇セーレンフィールド

ヤンキース田中将大投手(31)が、4回8安打5失点(自責3)3四球5奪三振と踏ん張り切れず、3敗目(3勝)を喫した。今季の公式戦最終登板を白星で飾れず、黒田博樹に並ぶ日本人メジャー歴代2位となる通算79勝目は、来季以降に持ち越しとなった。

4回までに味方守備陣が3失策。そのすべてのミスが失点につながった。強風が吹き付ける中での91球を「自分としてはタフな登板になったことは間違いない。状態自体としては、そんなに悪かったとは思わないです」と、淡々と振り返った。

7年契約の最終年となる今季は、サマーキャンプ中に頭部に打球を受け、出遅れてスタート。10試合に登板し、3勝3敗、防御率3・56で終了した。契約上では、この日がひとつの区切りとなる公式戦最終登板。「7年契約の最後というのは、頭をよぎりました。こういう登板で終わるというのは、こうはなりたくなかったですし、タフですね」と悔しそうに話した。

この日、レイズが地区優勝を決めたものの、まだ戦いが終わったわけではない。プレーオフ第1ラウンドのワイルドカードシリーズで、田中は30日(同10月1日)の第2戦に先発する見込み。「まだやり返すチャンスはあるので、いい野球をして、しっかりと勝っていくしかないと思います」。公式戦の登板を終えた一方、“ポストシーズン男”の田中にとって、これから本当の勝負がスタートする。