ヤンキースとメッツで新型コロナワクチン未接種の選手が本拠地ニューヨーク市で行われる試合に出場できない可能性が浮上していた問題で、同市が規制を緩和する方針を固めたとESPN電子版が23日(日本時間24日)、伝えた。

同市は現在、民間企業、団体の職員にワクチン接種を義務付けており、これがMLBなどのプロスポーツ選手にも適用されるとして、開幕から出場できない選手が出る懸念が出ていた。ヤンキースは複数の主力がワクチン未接種の模様だと伝えられており、メッツも接種済み選手が85%未満の6球団のうちの1つとされていた。

しかしヤンキースの球団フロントやMLB選手会が市に規制緩和を求め交渉。それを受け市は、24日からワクチン接種義務に関してアスリートと芸能人などのエンターテイナーを例外にすることに決めたという。ワクチン未接種で本拠地の試合に出場していなかったNBAブルックリン・ネッツのカイリー・アービング(30)も24日以降、出場できるようになった。