米ヤフースポーツが30日、今季大躍進の可能性があるサプライズチームを特集し、鈴木誠也外野手(27)が加入したカブスが入った。

カブスは昨季途中に主力選手を次々とトレードで放出し、再建にかじを切った。米データサイト「ベースボール・プロスペクタス」の予測システム「PECOTA」による今季予想でも、72勝89敗と大きく負け越すとされている。

しかし同記事は「日本のスーパースター、セイヤ・スズキを獲得したことは、最もエキサイティングな要素」とし、その鈴木のポテンシャルについて解説。米データサイト「ファングラフス」は今季の成績を打率2割8分7厘、30本塁打、出塁率3割8分7厘、10盗塁と予想、PECOTAは打率2割7分5厘、24本塁打、OPS9割1厘と予想していることを紹介し「予測システムも彼を敬愛している」とした。

昨季はジャイアンツがPECOTAで75勝87敗と低く予想されたが地区優勝を果たしており、カブスもそれに続くかもしれない。7月にペナント争いに残っていれば、トレードで緊急補強をする可能性もあると、記事は指摘している。