【テンピ(米アリゾナ州)18日(日本時間19日)=四竈衛】エンゼルス大谷翔平投手(28)がキャンプイン以来、2回目のブルペン投球を行った。

今季から導入される「ピッチクロック」対策として、前回と同じように左上腕部に電子機器を装着し、グラブで隠しながら球種を伝達。これまでに「ルール変更がいくつかあるので、そこにしっかり対応していくというのが一番大事」と話していたように、テンポを意識しながら37球を投げ込んだ。

この日から始まった打者が打席に立つ実戦形式の全体練習の際には、ケージ後方にタイマーを設置。投手が返球された時点から作動させて時間を計測するなど、ルール変更への対策に本格的に着手した。ワイズ投手コーチは「ずっと話してきたが、前に向かってうまく準備していきたい。テンポを上げて、みんなで対応していかないといけない」と、チーム全体で対応していく方針を明かした。

今後は、ブルペンでも時間を計測しながら投球練習をする見込みで、テンポアップはチーム全体の課題。大谷の投球について、同コーチは「またも質のいいブルペン投球だった。彼は準備がうまいし、まったく心配していない」と評価。WBCに出場する選手に関しては「選手でしっかりとコミュニケーションを取っていきたい」と、球数や調整法について緊密に確認し合う考えを示した。

◆ピッチクロック 大リーグで今季から導入される投球時間を制限するルール。投手がボールを受け取ってから走者なしの場面で15秒以内、走者がいる場面で20秒以内に投球しなくてはいけない。違反の場合は1ボールが宣告される。打者は制限時間8秒前までに打席に入り、違反すると1ストライクが追加