オリオールズ藤浪晋太郎投手(29)が、ブルージェイズ戦で7点リードの9回に4番手で登板し、3者連続三振で1回を無失点に抑えた。

先頭の2番ビシェットに対してはカウント2-2からの5球目、内角高めフォーシームで空振り三振を奪うと、3番ベルトにもカウント2-2からの外角高めフォーシームで見逃し三振。最後は21年本塁打王の4番ゲレロに対しフルカウントからの6球目、外角低めカットボールで空振り三振を奪った。

1回を無安打無失点、3奪三振で勝敗やセーブなどは付かなかった。防御率は7・83となった。20日(同21日)の敵地でのアスレチックス戦以来、2試合ぶりの登板で、2試合連続無安打となった。

試合はオリオールズが7回までに2-0の接戦だったが、8回に3番サンタンダーのこの日2本目の本塁打が口火となり一挙5点を追加。投手陣は4人の継投でブルージェイズの強力打線を完封した。

ハイド監督は藤浪について「フジは素晴らしかった。彼がチームにとってディファレンスメーカー(違いを生み出す存在)だということを我々は信じていた」と話した。

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