昨季DeNAでプレーした先発右腕トレバー・バウアー投手(33)が、もう1年日本でプレーする可能性について、ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が8日付の記事で伝えた。

バウアーは昨季DeNAで10勝4敗、防御率2・76と活躍。今季はメジャー復帰を熱望し、メジャー最低年俸の74万ドル(約1億700万円)でも契約する意思を示している。

だが過去の女性に対する暴行疑惑がネックとなり、球団側が二の足を踏んでいる。弁護士で代理人のジョン・フェタロフ氏は、今もMLBの7~8球団と接触を続けているとし「お金は問題ではない。本当にチャンスを得ることだけを望んでいる」とオファーを待っているが、いまだ契約は決まっていない。

同記者が最近になって話をした複数の球団幹部は、バウアーについて「彼はもう1年、日本にいる必要があるかもしれない」と話したという。また同代理人は、古巣のDeNAからはいつでも戻れるオファーをもらっていることも明かしている。