大リーグのレッドソックスや巨人などで活躍した岡島秀樹氏(48)が24日、インスタグラムを更新し、ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平氏(39)との関係性を公表した。

「あちこちからお問い合わせをいただいているのでここでお知らせさせてください」と書き出し「水原くんが自分の通訳をしてくれたのは2012年春、ヤンキースキャンプに招待選手として参加するというときで、チームが探してくれた通訳として初めて会いました」と記した。

「とはいえ、招集後直ぐに行われた契約のためのフィジカルチェックでNGが出てしまい水原くんも一緒に契約がなくなってしまったので一緒に球団で働くことができませんでした」とし「一部報道でレッドソックスにいた時期だと出ているようなのですが、2011年のシーズンまではレッドソックスで別の通訳さんにお世話になっていたのでここで正しい情報をお伝えしておきます」とした。

違法スポーツ賭博で450万ドル(約6億7500万円)の借金を抱え大谷の銀行口座から返済が行われたスキャンダルに関連し、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が水原氏の履歴に複数の誤情報があると追及する記事を掲載。

水原氏は一部で、2010年にレッドソックスで岡島秀樹氏の通訳をしたと伝えられているが、レッドソックスは22日に「彼が我々の球団で通訳を務めたことはない。我々は過去の記録を入念にチェックし、正確な情報をお知らせしている」と声明を出している。

さらに、水原氏がエンゼルスに所属していたときのメディアガイドの履歴に「2012年のヤンキースのキャンプ中に岡島の通訳を務めた」という記載があるが、岡島は2011年オフにヤンキースとマイナー契約でキャンプに招待されたが、2012年2月17日のキャンプイン前の身体検査で不合格となり契約を取り消されている。

同メディアは、水原氏と岡島氏には確認が取れなかったとする一方、大谷の広報担当に「水原氏の履歴を信じていたか」と問い合わせたところ、返答はなかったという。