阪神ドラフト2位石崎剛投手(24=新日鉄住金鹿島)が、いよいよ本格化する先発5番手争いに生き残る。次回は3月3日ソフトバンク戦(四国Cスタ丸亀)の先発が決定。プロで最長となる5イニングを予定している。さらに相手は昨年の日本一ソフトバンク打線。先発投手としての絶好のアピールの場となる。

 前回登板の22日中日戦は先発し、3回3安打1失点と好投。和田監督も先発ローテ争いの中に石崎の名を挙げた。「1軍クラスの投手も、野手も出てくる中で、どういう投球をするか見ていきたい。現時点では枠を争う中にいれても十分にやっていけるなという感触は持っている」。キャンプ初日に臨時コーチを務めた江夏豊氏から「フォームが面白い」と称賛されたように、若手ではMVP級のインパクトを指揮官に与えたようだ。

 25日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げた。ルーキーながらも堂々の成績を収めた石崎は、充実の表情を見せた。メッセンジャー、藤浪、能見、岩田の4本柱は不動。岩本、金田、岩貞や安芸で調整してきた岩崎と残り2枠を争うこととなる。「自分の任されたポジションで仕事を全うするだけ」と何度も繰り返してきた。メキメキと頭角を現してきた右腕が、争いの第2ステージへ立ち向かう。【宮崎えり子】