オリックス・ドラフト1位山崎福也投手(22=明大)が、開幕ローテ入りを有力にした。阪神戦に先発して5回を1四球のみの無安打無失点。最速140キロながら丁寧に投げて4三振も奪った。前回12日の楽天戦(姫路)からオープン戦は11回無失点で終えた。
「真っすぐも変化球も低めに決まったのが良かった。大学では逆球で空振りを取れなかった。プロに入って取れるのは自分でも驚いている」
初の本拠地登板に緊張していた。「お客さんがたくさん入っていてびっくりした」。日大三時代に甲子園のセンバツ準Vを経験しているが、2万1619人の観衆にのまれそうになった。テンポの良さが持ち味だが、1回からロジンバッグを何度も手にし、間合いを取って冷静さを保った。
森脇監督は「どの球種でもストライクが取れるのが大きな長所。先のことはまだこっちが考える」。ローテ入りは明言しなかったが、新人が開幕ローテ入りを果たせば球団では06年平野佳以来のことだ。
順当ならプロ初登板は29日の西武戦。「どこで投げても自分らしい投球をしたい」。左腕は自信をつけたような顔だった。【大池和幸】



