遅れは必ず取り戻す。インフルエンザで離脱していたソフトバンク松坂が23日、苦しい胸の内を明かした。18日にインフルエンザB型と診断された。5日間の隔離から解禁されたこの日、ヤフオクドームで練習を行い、帰りに厳しい表情で口を開いた。

 松坂 もう、何というか…。迷惑ばかりかけているので申し訳ない気持ちだけです。休んでしまったので、一から作り直さなければならない。

 オープン戦で、なかなか調子が上がらなかった中、工藤監督からは開幕2カード目の初戦、31日オリックス戦を任されていた。3度目となった17日ロッテ戦では6回3失点と試合をつくり、97球を投げ新監督を安心させた。だが「投げた日が一番しんどかった」と、すでにこの日から体調を崩していたという。

 早退した翌18日に自ら工藤監督へ謝罪の連絡を入れた。微熱が続いたが、事前に受けていた予防接種のおかげで高熱は免れた。隔離中の21日から、すでに可能な範囲で体を動かしていた。「もう大丈夫です。なるべく早く状態を上げられるようにしたい」。年俸4億円+出来高の3年契約で入団した平成の怪物は病気とはいえ開幕にいないふがいなさ、くやしさを隠せなかった。今日24日からは西戸崎合宿所のリハビリ組に合流。ブルペン投球を重ね、4月中の復帰を目指す。さらに状態を上げ、先発ローテーションに戻る。【石橋隆雄】