巨人杉内俊哉投手(34)に「モデルチェンジのススメ」だ。川崎市内のジャイアンツ球場で13日、先発する今日14日の首位DeNA戦(横浜)に向けて調整。キャッチボールでは、鹿児島実時代に投げていた球種で今季から再習得に着手し、実戦でも使い始めている縦カーブも確認した。もっと実戦で使っていきたいかと聞かれると「そうですね」とうなずいた。
変わろうとする姿に、斎藤投手コーチも頼もしげだ。現在2戦未勝利にも「いい投球をしている。深刻になる必要はない」と前置きした上で「練習ではカーブとかいろいろ投げているけどなかなか試合で使えないよね。試合で出せれば変わってくるかも」と求めた。
最多勝5度の「平成の大エース」ですら、スタイル変更は容易ではなかった。「違う球を投げたりするしかないけど、真っすぐとカーブにこだわった。(新球は)そう簡単に覚えられないよ」。変える難しさは知っている。だが杉内の能力の高さも知っている。「もうちょっと変化していかないといけない時期にきている。真っすぐとスライダーをなくす必要はない。でも年齢的にこれ以上、真っすぐが速くならないからね」と取り組みを後押しした。
DeNAはチーム打率2割8分で、12球団トップ。杉内も「打つという印象」と警戒するが、臆することはない。高木勇や田口ら生きのいい若手が台頭してきた中、モデルチェンジで存在感を示す。【浜本卓也】



