日本ハムのドラフト3位ルーキー浅間大基外野手(18)が9回、守備で自作自演のドラマチックな幕切れを演出した。
この日はプロ初の右翼手としてフル出場。9回1死一塁の場面。西武浅村の浅い飛球が前方を襲い、猛ダッシュして積極果敢にダイビングキャッチを試みたが、あと1歩及ばずに後逸。適時三塁打となり、大谷の完封勝利、連続無失点イニングも「35」でストップさせてしまった。「死にたかった」と、猛省した直後に汚名返上の場面が訪れた。2死三塁の場面でメヒアの右翼線への大飛球をランニングキャッチで好捕。「絶対に落としちゃいけない」と、慎重に打球を追いかけウイニングボールをつかんだ。
試合前には昨年まで指導を仰いだ恩師、横浜渡辺監督が体調不良を理由に今夏限りで勇退するというニュースを知った。「寂しいです。ずっと、ケガだけはするなと、普段から言われていた。僕たちの頑張りを見てもらえれば、元気になってもらえる」と、奮起を誓っていた。「今日は本当に勝ててよかった」。安堵(あんど)の笑みを浮かべて、球場を後にした。



