ギョーザパワーでビジター連敗を止める! 今日19日浜松での中日戦に先発する広島前田は敵地勝利を目指す。今季3勝はいずれも本拠地マツダスタジアム。ビジター球場では14年7月12日にナゴヤドームの中日戦で勝って以来、7戦白星なく5連敗中だ。

 「地方球場は嫌じゃない。マウンドもあまり気にならない。自分に勝ちがつかなくても、チームが勝てばいい」。地方球場に限ればプロ通算10試合に登板して4勝4敗、防御率1・99と相性は悪くない。それでも今季は松山、宇都宮と2戦2敗。宇都宮では4月22日巨人菅野との投げ合いに「スミ1」(初回の1失点のみ)で敗れた。それ以来の地方球場が、くしくも浜松。相手は替わるが、どちらもギョーザの街として知られるだけに前田も「勝てばギョーザ大使になれるかな。肉とかにんにくとかギョーザはパワーになりますからね」とリベンジにアツアツと燃える。

 具たっぷりギョーザのように? 広島先発陣は充実している。勝ち星は左腕ジョンソンが4勝で、前田は黒田、福井、野村とともに3勝。防御率はリーグ3位の1・53で同1位のジョンソンを追う。「高いレベルで争えるのはいいこと。ライバルというわけではないけど、チームで一番の成績を残したい」。個人成績でも先頭を切るためにも、連勝で3位浮上が見える東海遠征の初陣を切る。【前原淳】

 ◆浜松と宇都宮とギョーザ 総務省が1世帯あたりのギョーザ購入額の発表を始めて以来、栃木・宇都宮市がほぼ毎年1位の座を守ってきた。08年から静岡・浜松市が台頭し11年に初めて1位を奪取。13年に宇都宮が王者の地位を奪い返すと、14年は浜松が首位を取り戻す。激しいバトルを繰り広げている。