オリックスが、トニ・ブランコ内野手(34)と中島裕之内野手(32)の初アベック弾で2連勝とした。昨オフ補強の中心的存在の2人。剛と柔の対照的な競演だった。

 まずはブランコが2回1死から、2戦連発の3号先制ソロ。楽天塩見の内角カットボールに、根元から折れたバットは約20メートル後方のバックネットを直撃。一方で打球は左翼席まで届いた。「ビデオも見たが、いい感じで打てたのに何でバットが折れたのか分からない。今年の2軍の試合でヒビが入っての本塁打はあったけどね」と苦笑いだ。

 同点の6回は中島の技が光った。外寄りのフォークを左越え6号決勝3ラン。「うまくバットに乗せられた。手ごたえはあった。初めて来た山形で打てて良かったね」。5回を投げ終えた先発東明に「そろそろ点を取るからな」と予告した直後だった。球団10年ぶりの山形で快勝。92年から5連勝となった。福良監督代行は「東明がよく粘った。中島も4番の仕事をしてくれた」と満足そうだった。