雨降って首位固めろ!! 阪神は26日のDeNA戦(甲子園)が雨天中止になり、首位堅守に向けて陣容を整える。雨が間断なく降る室内練習場で練習を終えた和田豊監督(52)は「2試合(になる)うんぬんよりも、今日早めに(中止が)決定して明日に備えられる。北陸シリーズでいろんな疲れがあり、まだちょっと」と前向きだった。

 チームにとって恵みの雨だ。23日広島戦(長野)は今季チーム最長の5時間13分を戦い、翌24日も富山に転戦した。前日25日に帰阪。1日ずつ移動する旅程に、選手も気だるさを残したまま、DeNAと戦う状況だった。先発予定だったメッセンジャーが今日27日にスライド先発。明日28日は藤浪が控え、剛腕2人を中畑DeNAにぶつける。

 この日の試合が雨で流れて、勝負運は和田阪神に向いている。27日先発予定だった岩貞が、7月1日ヤクルト戦(神宮)に回り、ツバメ相手に岩田、能見と左3枚の布陣になる。中西投手コーチも「(左3人は)全然ありやな。たまたまやけどな」と話す。ヤクルト打線は対左投手に2割2分で、主力の川端が2割1分1厘、畠山が2割4分7厘と右投手に比べて苦戦している。左投げの刺客で白星を積み上げたいところだ。

 和田監督は前日25日「いまは順位じゃなくて、どれだけ貯金を増やしていけるか」と強調。この日も「リフレッシュして明日に備えます」と話す。2日間の休息を、Vへの助走にしたいところだ。【酒井俊作】