熱投した阪神ランディ・メッセンジャー投手(33)の白星が、あとわずかで消え去った。3-0で迎えた6回には2死一、二塁のピンチを迎えた。この日の2打席目までで今季6打数5安打と大当たりされている6番バルディリスとの対決。初球、外角149キロ直球で右飛に仕留めると、マウンド上でガッツポーズした。

 8回まで5安打1失点(自責点0)と快投。今季最多の142球を投じ、こちらも今季最多の12奪三振と三振の山も築いた。役目を全うした助っ人右腕は、守護神呉昇桓にバトンタッチした。しかし、9回のサヨナラ劇で6勝目がスルリ…。「自分の仕事はできていた。8回までやりきった中で、チームが負けたことに関してはショックだった。(調子は)良かったんですけど、負けちゃったのが残念です」。バスへと乗り込む剛腕が肩を落とした。