またも10勝目はお預けだ。阪神ランディ・メッセンジャー投手(34)は6回4安打2失点で勝ち負けがつかなかった。痛恨の暴投が失点に結びつくなど鬼門横浜スタジアムで笑えなかった。

 「(ボールが)跳ねずに地をはうようにいってしまいました」

 そう右腕が反省したシーンは6回だった。無死二塁から4番筒香の右中間への適時二塁打で同点とされ、続くロペスの打席。1ストライクからの2球目に139キロのフォークを投じた。これが捕手藤井の股を抜ける痛恨の暴投となり無死三塁と走者を進める。4球目の直球をはじかれると右犠飛となり、あっさりと逆転を許した。

 これで横浜スタジアムでは13年4月26日に勝ってから、登板8試合連続で勝ち星なし。4回まで最速152キロの直球に140キロ前後のフォークを織り交ぜ7奪三振と好投していただけに、体に苦手意識が染みついているかのような6回のマウンドだった。

 打席でも4回無死一、二塁のシーンで、バントのサインを独断でバスターに切り替え、結局、走者を進めることができなかった。「先発としては仕事が出来たと思う。次につながると思います」。次回は中4日で23日巨人戦に登板予定。宿敵相手にスカッと5年連続2桁勝利を決める。