阪神藤浪晋太郎投手(21)が、堂々の200イニング超え宣言だ。チームはCSファーストステージで敗退。若き大黒柱は早くも来季への意気込みを語った。

 「(昨季までの)2シーズンと比べて、これまでにないくらい成長できた。でも満足はしていない。今年は180イニングを目標にして軽く超えられたんで、来年は200を軽く超えられるように。しっかりできれば、そういう数字に届くんじゃないかと思う」

 今季、わずかに1イニング届かなかった大台。悠々突破するだけの力と自信を積んできた。自己最多の14勝、リーグ5位の防御率2・40。221奪三振で自身初タイトルを獲得し、大きく飛躍した。

 「技術面に比例して自信もつきましたし、メンタルも成長できた。それでも勝ち負けという部分でもったいない試合もありました」

 シーズン最終戦となった4日広島戦。勝利すればCS進出決定の大一番で先発を託され、5回4失点で黒星を喫した。10日のCS初戦では巨人相手に6回2失点と粘投するも、チームを勝利に導けなかった。来季、悲願のV奪回を成し遂げるため、さらなる向上を自らに義務づけた。

 チームは19日まで休養を取る。11月には侍ジャパンの一員として国際大会「プレミア12」に参加するが、まずは疲労が蓄積している心身のケアに努める。「軽く走ったりはするかもしれないですけど、休みます。秋季練習からでも十分間に合うと思うので」。メリハリのオフから、200イニング突破の土台を固める。【梶本長之】